2012年3月16日金曜日

小沢氏「増税反対、本気で訴えれ

 民主党 2012年度予算案は8日の衆院本会議で、民主、国民新両党などの賛成多数で可決、参院に送付された。しかし、党内に影響力を持つ小沢一郎元代表は消費税法案への反対姿勢を強めており、まずは民主党内での攻防が激しくなりそうだ。政府は21日か23日に閣議決定し、法案を国会に提出することを目指している。 このため、民主党は週明けにも財務・金融、厚生労働など関連する部門会議による合同会議や、党税制調査会と党社会保障・税一体改革調査会による合同総会などを開き、消費税法案の事前審査手続きを開始する。 元代表は8日夜、自らに近い議員約10人との会合でこう訴えた。 「消費税反対の考えをもっと訴えろ,ラゴナ RMT。 首相や輿石幹事長らによる政府・民主三役会議で最終的に消費税法案の国会提出方針を決定する

速やかな審議をお願いしたい」と強調。遅くとも4月6日に成立する。 野田首相は8日の衆院予算委員会で、消費税法案について、「年度内の提出を目指している。本気で訴えたら、(法案を)止めることができる」。 これに対し、小沢元代表と小沢グループは、消費税法案の党内了承手続きと、衆院採決の2段階で、法案の提出や成立を阻止する構えをみせる,RMT dragona

 予算案が衆院を通過したことで、政府・民主党は今国会の最大の焦点である消費税率引き上げ関連法案の閣議決定に向け、週明けにも党内手続きに着手する。前原政調会長は8日の記者会見で「政調役員会で議論した法案は(採決で)党議拘束がついている」と述べ、反対派をけん制した。3月中に閣議決定し、国会へ提出する方針を改めて示した

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